那加第三少年団
岐阜県各務原市の那加第三少年団様のピッチングマシンをメンテナンスしました。
最初にお預かりに伺った際は、
「メーカーは既に廃業していて、もう修理できないかも」
と半分諦めながらも、らららさんなら…なんとかしてくれるんではないかというご依頼。
最後の砦になるんだと覚悟をもってマシンを拝見。
まず、基盤が悪いことがわかったのですが、新しい基盤がない……
そこで信頼できる基盤の専門家にもっていき、修理を依頼。
なんとその基盤屋さんが不可能だと思われた基盤の修復を実現してくれました。
また、モーターのベースが割れていたので、これも修復。
モーターがしっかりと固定できるようになり、安全に回れることが出来ました。
このほか、ローターやボールの送球部など様々なところを交換及び調整でメンテナンス終了。
マシンを納品する際は、選手も保護者も大喜び。
直らないと思ったマシンが直って帰ってくる喜びは、新品を買う以上かもしれません。
40年前のマシンも、お父さんたちより、年が上ですが、
コントロール良くしっかりと投げてくれます。
バッティングピッチャーを務めるお父さんたちの負担も少なくすみそうです。
ある保護者の方が、「物を大事に使うことはとっても大切で、古いマシンでも
大事に使っていけばまだ使えるってことを子どもたちの前で伝えることができてよかったです。」
こういうお言葉をもらえて、本当に嬉しかったです。
これからもマシンを大事に使用しながら、いつまでも子どもたちの相棒として
マシンの活躍を願っております。